5期連続赤字の富山地方鉄道の再構築事業費は600億円?【通勤、通学、観光と区間ごとに異なる需要で調整は困難を極めるか?】

ーーー楽曲提供ーーー
High Class written by フカガワ
Post by Rick Steel
Healing Fountain by Heitaro Ashibe
風立ちぬ-Le vent se lève- by 田中芳典

ーーー活動実績ーーー
■講演、シンポジウムなど
・2021年10月 北海道余市町さんと並行在来線問題についてオンライン会議、町長との対談を実施
・2022年10月15日 出雲坂根スイッチバック、どうにかなるか?シンポジウムに登壇者として参加

■メディア出演歴
・2023年5月 HBC北海道放送「今日ドキッ」にて出演
 以降、HBC北海道放送では定期的に鉄道の識者として多数出演
・2023年7月6日 テレビ東京「モーニングサテライト」にて、宇都宮LRT特集についてコメント
・2023年10月7日 日本テレビYouTubeチャンネル 日テレNEWSにて、宇都宮LRT特集に出演
 以降、日テレYouTubeチャンネルに定期的に出演

■書籍
・2022年9月22日 鉄道会社 データが警告する未来図(河出書房新社)
 https://amzn.to/3Df2qEg
 第48回交通図書賞奨励賞受賞
・2024年1月24日 鉄道会社vs地方自治体 データが突き付ける存続限界: データから探る生存戦略(河出書房新社)
 https://amzn.to/3HnUeTP
*Amazonのアソシエイトとして、鐡坊主チャンネルは適格販売により収入を得ています。

ーーーお問い合わせーーー
メールにてお問い合わせください。
contact.tetsubozu@gmail.com
・自治体における鉄道に関する勉強会、シンポジウムでの講演など、お気軽にお問い合わせください。カナダ在住ですが、日時の調整により、現地での講演もお引き受けできる場合がございます。
・現在鉄道系YouTuberの方とのコラボはお受けしていません。
・動画にして欲しい内容についてのご要望はお受けしていません。
・メールでの個人的なご連絡もお控えください。

ーーー使用機材ーーー
カメラ:DJI Pocket2 https://amzn.to/43cXsDu
カメラ:DJI Action 4 https://amzn.to/4glVt6k
マイク:Shure MV7 https://amzn.to/3KfzfDX

ーコメントー
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32 Comments

  1. いっそ地鉄もあいの風にするかぁ?と思ったとしても滑川-魚津の電化方式の違いから複線にして省コスト化!みたいにできないのがなんとも
    富山-あいの風-地鉄-宇奈月温泉は新宿-JRE-東武-日光になり得ないか

  2. 田舎で電車やバスの利用客を増やそうと思うと、マイカーが使えない状況を作り出すしか無いと思います。富士山や上高地、室堂(立山)へ向かうシャトルバスはよく利用されている印象を受けますが、マイカー規制が敷かれていてバスを利用せざるを得ないので利用されているのだと思います。せっかく北アルプスという観光資源があるので、マイカー規制区間を増やせば少しは赤字が埋まるかも。自然環境保護を唱えれば登山客は理解してくれますよ。

  3. 昔みたいに30分に1本 急行電車の復活 無人駅のバリアフリー化 今後10年20年後を見据え住民の使い勝手を良くしていかないと いくら議論をしても先は見えてると思う

  4. 電気料金に関しては今まで全国最安だった北陸電力の値上げが大きいですね。原発再稼働しないと値下げは無理なのでなんとかして欲しい。

  5. 料金を4分の一にしたら、車通勤みんなやめて利用者ふえるんじゃないのかな。最初から赤字を税金で埋めるって決めて、使わないと損だって感覚を植え付けないと。

  6. 富山地鉄は、人口密度が低くなる呉東(呉羽山の東側)の路線だけに、将来性は厳しい。地鉄単独では、鉄道運行を維持していくのは厳しくなる。あいの風とやま鉄道とラップするところは一部譲渡するなどして、自治体の積極支援が不可欠。

  7. 追加コメントにはなりますが
    そもそもの話として、観光目線に観光客目線ならば、地元負担金は最低支払う覚悟で提案しているのかです
    観光客、観光業者は自分の利益、利便性が最優先で地元住民の犠牲の上で運行している認識等は一切ありえない
    駅の建設に維持費をどこの誰が負担しているか?
    公衆トイレにしても、清掃にペーパー補充の費用はどこの誰が負担しているか?
    すべて地元住民の負担で利便性をただ得ているのが観光客、その観光客から利益を得ているのが観光業者
    それなら、そもそも、観光客等はいらない、もしくは倍の負担金を貸すべきです
    観光客のために、多頻度運行等はもってのほか
    極論有ってはならないことです
    極端な極論ならば、定員予約なくして運行はしないとしてもいい
    予約は単に予約ではない
    乗車券発券を伴う、乗車確定予約で定員をもって運行するとするべきです
    そして、高速バス同様に運行が始まれば払い戻しはない
    このくらい厳しく規制するかどうかまで観光客に規制なくしてありえない
    観光客は極端な極論ならば害のみです
    日本人を含めた観光客そのものが、観光害です
    人の動きに費用をいかに地元住民以上負担させるかだけのことです
    それはすなわち、1人1キロ当たり50円を負担させることです
    負担無くして、一切の観光客は害のみです
    地元住民は50円を負担済みで移動しているのが田舎です

    ともかく、多頻度運行を求めて、費用は地元住民、地元負担とする提案ならば、徹底的に無視するしかない
    地元住民の、病院を潰すのか?
    地元住民の学校を閉校するのか?
    それはあくまでも観光客がすべての原因です
    すべては観光客のわがままが原因と自覚しているのかです

    その自覚無くして提案はするなが当たり前です

  8. 富山地鉄を鉄道バス部門と非運輸部門とに分社して、前者をあいの風とやま鉄道と統合させるのがベターな方法に思えます。
    そのうえでよく謂われている滑川〜新魚津間の重複路線の整理や非電化化で氷見線城端線と車両共有など合理化を進めるなどして、極力鉄道を残す方法を模索してもらいたいものです。

  9. 経営厳しすぎる。
    思い切った廃線を断行して赤字を減らさないと維持できないのかもしれない。
    例えば「新魚津~上市は廃止」「新魚津~宇奈月温泉はあいの風と直通する」「不二越・上滝線は南富山~稲荷町は廃止して「岩峅寺~南富山~市内電車」直通のために600vに電圧を下げる」などやらないともう無理なのでは?
    市内電車と不二越・上滝線の直通は京福電鉄の路面電車が武生に直通しているのと同じやり方なので不可能ではないでしょうね。
    旧型の7000形が引退すれば市内電車が不二越・上滝線の勾配を登れない問題はクリアできるのでは?

  10. JR西さんから余ったサンダバもらえないかしら…(そういう問題ではない)
    ピンチはチャンスで、あいの風さんとうまくダイヤ調整とかできるといいのかな…?

  11. 富山地鉄ではJRが出しているような線区別収支はないのでしょうか?
    例えば稲荷町ー上市、稲荷町ー南富山、南富山ー上滝など区間別に収支がわかれば、どこを残してどこを廃止するかなど今後の方向性の指針になると思います。

  12. 富山県の人口レベルで、よく鉄道事業が続いてるのが…

    並行区間は、残すのはきびしい気がしますね。
    どうしても残すなら、鉄道事業は3セクにした方がいいでしょうね。
    地鉄としては、公共交通は軌道とバスだけにしたほうがいいのでは。
    そもそも富山県はマイカー社会ですし、道路整備もいいので、鉄道利用が少ないのは仕方ない。

  13. 豪雪地帯でもある北陸地域の厳しい鉄道経営が明るみになりましたが、メスの入れ方は、これからの地方私鉄の判例になりますね。
    都道府県レベルの結論に、国がどう評価するか見ものです。

  14. 軌道線が収支面で比較的順調な一方、鉄道線がかなりな苦境なのは、コンパクトシティを追求する富山県の施策による影響もあるのかもしれません。
    観光需要を考えると立山駅・宇奈月温泉駅付近の末端区間の廃止が難しいので体質改善も一筋縄ではいかなさそうです。
    交直流電車によるあいの風とやま鉄道への乗り入れ+並行区間の廃止はかなりの荒療治になりそうです。
    悩ましい限りです。

  15. 富山地鉄をどう活かすか、それを議論しながら再構築していくことになるかな。
    やがてはなるようになっていくだろうが…。
    どこも地方私鉄は厳しいですね。

  16. 富山地鉄は今年2回訪れましたが、思いのほか利用客が少なくてびっくりしましたね。朝は結構混んでますが昼間は乗客がすごく少なく、電鉄富山駅付近の区間でさえ1列車に10人~15人程度しか乗っていないことがざらにある状況でした。列車から見える景色は田園風景が多く、市街地は少なかったのでそもそも駅周辺の人口が少ないんじゃないかなって思いました。運賃が結構高く、列車の速度も平均時速35km程で速くないので車に流れてしまうのは仕方ない状況に思えます。

  17. 最悪上市〜魚津を廃止にして宇奈月方面からはあいの風とやま鉄道に直通したり(車両はハイブリッド車を導入)、上滝線の一部を廃止したりするのもやむを得ない感じがする
    あいの風とやま鉄道と合併という手もあると思います

  18. 鉄道を維持すること自体を目的化するの全然理解できない
    鉄道は大量高速輸送を実現する手段であって、
    このような輸送形態が必要ないのであれば鉄道も必要ない

  19. 富山って商売が下手。その一例がこの地鉄。あんな運賃で次また利用しようなんてあまり思われないってことくらいなぜ分からないのか。黒部ダムまでいくのに東京までの新幹線代に近い運賃ではそりゃ客も増えないわ。

  20. 立山線は存続、それ以外は路線バス・高速バスに任せるのが良いと思う。
    ただ地鉄って高速バスかなり減便するくらい人手不足だったはずだからなぁ。

  21. 廃線はいつでもできるからいいとして、
    線路も車両も老朽化しすぎていて全交換した方がいいレベルなのを先にどうにかしないといけない。
    仮に資金の目処が立っても、作業員が人員不足かつ死亡事故を起こす練度の低さなので一筋縄ではいかない。

  22. 富山地鉄と あいの風とやま鉄道 との並走区間は富山地鉄を廃止しましょう。2つも要りません。

  23. 大丈夫大丈夫w地方創生って言えば国からジャブジャブお金が降ってくるんだから全く問題なしw
    地方創生って呪文唱えればお金が余ってる国から無限にお金が降ってくるんだから問題なしw
    更に言うとコンパクトシティって呪文を唱えればコンパクトシティって明らかに失敗してる事業を税金バラマキの為に意地でも失敗認められない国から補助金がジャブジャブ降ってくるから問題ないでしょwしかも今回その大元締めの石破さんが首相になったんだから無限に税金チューチューできるボーナスステージなんだしw

  24. 運賃ボッタクリも問題だけど、中間駅から利用を増やそうと特急・急行を各停化したせいで時間がかかり過ぎ魚津・黒部の客を失ってしまった。
    観光客からはボッタクリでもいいが、ecomycaを使う地元の客はもっと安くしないと乗ってくれない。少し時間がかかるくらいなら中滑川・電鉄魚津・電鉄黒部はあい鉄の駅に行く時間を考えたら地鉄にも少しは乗ってもらえる。
    昔は日中で特急が1時間毎にあって電鉄魚津まで32分、電鉄桜井(現黒部)まで41分で走っていた。加えてその間に急行と普通も走っていたが、旧北陸線より遅いのに特急料金を取るのがいけなかった。
    だからあい鉄との並走区間を普通は2時間毎でもいいが、快速急行を1時間毎にして魚津や黒部から利用を増やす努力をした方がいい。
    はっきり言って昔の方が吊掛車も唸りながら90kmで走っていて速かった。

  25. 「北陸の優等生」と言われる富山県でもそんな状況になってるんだねえ。元々鉄道って原理的に人口密集地域でないとペイしないもんだけど、少子高齢化の時代で富山もその閾値下に落ちちゃったか。
    長すぎる路線を持ってきた弊害としか言いようがない。末端区間、過疎区間を思い切ってブッタ切ってそのうえで上下分離するしかあるまい。

  26. まずは、我が地元富山県の富山地方鉄道の件について、早速取り上げて頂き、ありがとうございます。
    富山地方鉄道の支援再構築の件は、富山県の代表紙である北日本新聞の9月20日朝刊の1面で大きく報道されています。
    鉄道線の経営が苦しい富山地方鉄道の支援について、基本的にはいわゆる「みなし上下分離方式」で、その事業費総額見積もりとすれば600億円、その負担割合は富山県150億円、沿線自治体7市町村150億円をいう試算を出しています。
    富山地方鉄道に出せるカネが無いのは間違いないようですが、富山地鉄グループとして、グループの足を引っ張る鉄道線の赤字補填の為に、長年路線バスや観光バスの基地として使用してきた双代町車庫の広大な敷地を売却(現在は更地になっています)したりと、富山地鉄グループとして、出せる部分は負担するだけの努力はしていると思われます。
    結局、「みなし上下分離」ですから、いわゆる線路施設など「下」を富山県や沿線自治体が負担して支える形で、富山地鉄とすれば「上」の列車運行に専念するという前提で、支援の方向性が模索されています。
    富山地鉄の鉄道線で、必ず話題に挙げられるのが、富山地鉄本線の滑川ー新魚津間が、あいの風とやま鉄道(元の北陸本線です)と、ほぼ並走している件ですが、線路幅こそ同じですが、富山地鉄は直流1500V、あいの風とやま鉄道は交流20000Vと、電化方式が異なり、富山地鉄には直流電車しか無い為に、この並走部分を統合するというのは、相当大変だと思います。
    もともと、この並走区間は、富山地鉄の鉄道路線を作り上げた佐伯宗義氏が、富山地鉄として、富山市と宇奈月温泉を結ぶ観光路線を建設する為に、「国鉄北陸本線は北陸地方の長距離輸送を受け持つ路線で、富山地鉄は地域の足としての短距離輸送を受け持つ路線だから、路線は並走しても利用者層は重複しない‼️」と、関係各所を説得した上で、富山地鉄として宇奈月温泉までの直通列車を走らせたという経緯があります。
    ところが、時代は流れて、北陸新幹線金沢開業時に、北陸本線は第三セクターのあいの風とやま鉄道に経営移管され、北陸本線を走っていた長距離輸送の特急列車は全廃されて、地域の足としての短距離輸送を担う路線へと変わりました。
    つまり、富山地鉄が半ば強引に北陸本線に並走する形での自社路線を建設した時の大義名分は、北陸本線があいの風とやま鉄道になった時点で既に破綻していると言って良いでしょう。
    しかも、鐵坊主さんが話されていたように、肝心の宇奈月温泉への足も、富山地鉄の直通列車利用から、北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅から富山地鉄の新黒部駅乗り換えで、宇奈月温泉に行く利用者が増えていると思われます。
    富山地鉄の電鉄富山駅から宇奈月温泉駅への直通列車が、時間が掛かる割には運賃が高額な事が理由の一つだと思いますが、さすがに北陸新幹線「はくたか」利用で、富山駅から黒部宇奈月温泉駅まで僅か10分ちょっとで行けるというのが、富山地鉄にとっては大ダメージだと思います。
    これまで、地方私鉄とすれば、広大な路線を維持してきた富山地鉄の鉄道線ですが、周囲を取り巻く様々な事情が、路線建設当時とは大きく異なる状況なので、今の機会に、地域のニーズと利用状況に見合った形で、鉄道線全体の在り方を見直す時期が来ているのは、間違いないと思います。

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