神鹿Ⅴ Deer as messenger of the God Ⅴ/奈良公園・飛火野/光に導かれし者たち  Those Guided by the Light 癒しの風景

今回はライフワークの神鹿シリーズ第5弾のスライドショー(フォトムービー)をお届けします。実は昨年、訪れることができず2年ぶりの新作となります。
撮影地の奈良・飛火野は、昨年、華やかな紅葉で秋を彩ったナンキンハゼが県によって伐採されてしまい風景が一変してしまいました。紅葉と神鹿の美しい風景はもう二度と戻ってきません。
そこで今回は、例年よりも撮影時期を大幅に早めて、角切りが始まって間もない9月下旬に訪れて、角鹿たちをテーマにした作品に仕上げました。
作品前半は、秋に完成する鋭い角と首周りのたてがみが凛々しい角鹿の凄みと風格を、後半は光に導かれし雌鹿と牡鹿を描きながら感動のラストカットへとつながります。

春日大社の神の使いとして手厚く保護されてきた鹿たち。朝のまばゆい光が飛火野に差し込むと、鹿たちの輪郭が神々しいラインライトに包まれ、まさに神鹿へと姿を変えます。
 
音楽は、DOVA-SYNDROME・ilodollyさんのTyphoon is comingと、マニーラさんの夏休みの思い出の2曲をお借りしました。
画質1080pでお楽しみください。

撮影日 
2024年9月23日
撮影機材 
Nikon D500
NIKKOR AF-S 70-200mm f/2.8E FL ED VR 
 
#奈良 #飛火野 #鹿 #神鹿 #朝 #ラインライト

This time, I will present a slide show of the fifth installment of my life’s work, the Divine Deer series. I was not able to visit last year, so this is my first new work in two years.
The deer are treated with great care as messengers of the gods of Kasuga Taisha Shrine. When the dazzling light of morning shines into Tobihino, the outlines of the deer are enveloped in a divine line of light, transforming them into divine deer.
This time, I shot the photos much earlier than usual, visiting in late September, shortly after the antler cutting of the stags had begun, and created a work themed around antlered deer.
The first half of the work captures the awesomeness and dignity of the stag, with its sharp antlers and mane around its neck that only mature in autumn, while the second half depicts a stag and doe being guided by the light, leading to a moving final shot.

これまでの作品。
<神鹿シリーズ>
【神鹿】
https://www.youtube.com/watch?v=QsKFa…

【神鹿Ⅱ】

【神鹿Ⅲ】

【神鹿Ⅳ】

<飛火野の鹿たち>
【冬暁の神使】
https://www.youtube.com/watch?v=XZKVr…

【鹿たちと秋色のラプソディ】
https://www.youtube.com/watch?v=Ch0TL…

【冬の声】
https://www.youtube.com/watch?v=rokHf…

3 Comments

  1. 神々しい飛火野の鹿のフォトムービーを楽しませていただきました。逆光のフォトが素晴らしいです。🦌
    外来種のナンキンハゼは、春日山の原始林を守るために伐採して駆除されているようですね。知りませんでした。

  2. ryoさんおはようございます
    もう あまりのすばらしさに ゾクっとしました
    プロの方でしょうか~
    涙が出ました
    ダーウィンが来た とか好きです♥
    今日も 嬉しいですにゃーん♥

  3. 神鹿の世界と人間の世界は同じ世界線を共有してるとは思えないくらいの次元の違いを感じさせられますね。ryoさんの神鹿作品は、総じて色彩のコントラストをあえて下げ、光のコントラストだけで際立たせているので『神』『荘厳』というイメージが醸せるんでしょうね。やっぱりすごいです!
    ラストシーンは生きとし生けるものの究極の理想系でしょう。
    心が浄化する作品をいつもありがとうございます☆彡

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