2024中心市街地探訪183・・千葉県八街市

千葉県の北部中央に位置し、面積74.94㎢、人口は66,847人(2024.2.29)。江戸時代は幕府直轄の馬の放牧地だったが、明治時代に入ると収入を失って困窮した武士たちが移住してきて開墾事業が始まった。明治22年(1889年)の町村制で印旛郡八街村が成立し、大正8年(1919年)には町制を施行した。昭和29年(1954年)に印旛郡川上村と合併し、平成4年(1992年)の市制施行により千葉県で30番目の市となる八街市が誕生した。
静岡県からのアクセスは、東海道新幹線で東京まで行き、総武快速線で東京から千葉まで約40分、さらに総武本線に乗り換え千葉から八街まで約35分。
中心市街地は、JR八街駅の南側周辺のエリア。
八街の「八」は明治政府による小金牧と佐倉牧の開墾事業で8番目に着手されたことに由来し、八街の「街」は住宅や商店が集まる場所という意味があることから、開墾後も賑やかに栄えるよう願いが込められて名付けられた。国道409号線と県道43号線の街道筋に形成された当初の市街地は、鉄道の開業とともに駅前方向に拡がり、現在の中心市街地へと受け継がれている。商店街には空き店舗が点在していたが、その中でも建物をリノベーションしてオープンした飲食店などもあり、若者のチャレンジの場になっているようにも見えた。

【JR八街駅】01:53
総武本線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員は4,656人(2022年度)。駅は2面3線の地上駅の橋上駅舎で、東西自由通路が南口と北口を結び、その中央付近には改札口と切符売り場などの駅施設がある。
北口を出ると、路線バスとタクシー乗り場、一般乗降用スペースが配置されている駅前広場があり、周辺は信用金庫の支店のほか、住宅街となっている。南口を出ると、駅前広場の西側に路線バス乗り場、中央部に一般乗降用スペース、東側にタクシー乗り場が配置され、周辺は小規模の店舗が集まっている。

【八街市役所】03:16

【駅前商店街】03:44
東西約150m続く商店街で、衣料品店、眼鏡店などの専門店、千葉銀行八街支店のほか、飲食店が集まっている。

【栄町商店街】04:04
飲食店、クリニック、和菓子店、日本一の収穫量を誇る八街の落花生の店など、店舗や事業所が点在している。

【けやきの森公園】04:24

【国道409号線】04:30

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