懐かしい町並  大分市中戸次  大分県

5年後の中戸次の町並

懐かしい町並  大分市中戸次
 大分市中戸次(なかへつぎ)は大分市の中央部西寄り、北流する大野川の右岸に位置する。
江戸時代を通じて臼杵藩領で、慶長11年(1606)の惣御高頭御帳に市村と村名が見え、当時は市村と云われていたが、江戸末期に戸次市村と村名を改称する。明治8年に川床村などと合併し中戸次村となった。
日向街道が村中を通っていて、江戸後期には在町として発展した。「高田風土記」には「何品によらず交易自由」な場所であったと記載されている。
古い町並みは旧日向街道沿いに展開する。国道10号線から旧日向街道が分かれた辺りから北側へ、約700m位にわたって伝統的な様式の町家が見られる。その中心は大庄屋だった帆足家の酒蔵を中心とした町並みである。一部は「富春館」として公開され、いろんな催しが開催されていた。
その他にも多くの町家が僅かに湾曲した旧日向街道に沿って見られる。平入り・妻入りで白漆喰塗りこめの中2階建ての建物が連なる。ナマコ壁の土蔵も見られ町並みは見ごたえある町並みであった。

古い町並を歩く  長年の私のホームページです。
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音楽:中北音楽研究所

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