【日本神話の世界】宮崎空港 からくり時計「夢かぐら」《ステレオ録音》(宮崎県宮崎市) Japanese mechanical clock in Miyazaki

2024年9月撮影
宮崎県宮崎市の宮崎ブーゲンビリア空港エントランスホールに設置されたからくり時計です。
高千穂の神楽をテーマに約1.1~1.2mの人形がリアルに神楽を舞います。
制作費約7000万、1990年の宮崎空港新ターミナルビル建設時に設置されました。このからくり時計の凄さは人形が滑らかに動くのと、当時の先端技術を駆使してミリ単位で制御することで、人形が向き合う動作の際に”がぶつからない”ところです。
不具合が起きず今も動き続けているのは、こまめなメンテナンスがされているのでしょう。
2023年4月にはNHK宮崎放送にて、特集がされ、内部や設置当時のストーリーなどの紹介がされました。
宮崎らしい、宮崎の玄関口を象徴するモニュメントです。

~~以下案内板より引用~~

『からくり時計』は、「神話の里・高千穂の夜神楽」をモデルにして作られており、朝7時から夜9時まで1時間毎に1日15回、2分40秒の夜神楽のしらべとともに、「時」を刻みます。
岩戸神楽マクトカクこにまつわる神話、太陽の神天照大御神【アマテラスオオミカミ】は、女性神として神々の原を治めていました。ある時、暴れん坊の弟須佐之男命【スサノオノミコトらせを受けた天照大御神【アマテラスオオミカミ】は、怒って天マノイワト】に隠れてしまい、世の中は闇に閉ざされてしまいま困った神々らは、相談の後、芸達者である雨宇受売命【アメノウズメノミコト】と手力男命【テジカラノミコト】に踊りを踊らせ、その周りで宴会を始めました。
(からくり時計はその時の踊りをモチーフにしていますると、その騒がしさに天照大御神【アマテラスオオミカミ】が何事かと顔を
たところを、力持ちの手力男命【テジカラノミコト】が引き出し世の中は光を取り戻すことができました。この神話をもとに岩戸神楽はつくられました。

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アクセス
宮崎県宮崎市大字赤江宮崎ブーゲンビリア空港ビル3階
JR宮崎駅より約15分 宮崎空港駅下車

演出時刻 7時~21時までの毎正時
演奏時間 約2分30秒

設置年 1990年
製作 SEIKO 乃村工藝社 シマエレ 河野電機 他
場所 屋内/壁面

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