奈良川上村渓流釣り3話(高原川の天然ウォータースライダーの合間には、良型アマゴがおり、砂岩・緑色岩類・頁岩が美しい)

2024年8月。奈良県吉野郡川上村高原。和歌山市街地を流れる紀ノ川の上流は吉野川と呼ばれています。吉野川のさらに上流に川上村があります。

この吉野川源流は、標高が1,000m超の山から流れ出る渓谷も多く、アマゴやイワナが生息しやすい場所だと思います。

釣りをした高原川は、大滝ダムに流れ込む川で、中流域にTOCOTOCOの森という渓流釣りの管理釣り場があります。管理釣り場に行く人が、上流の川の様子を知ることでより楽しめるようになると思います。

文田谷という谷で、泥岩のゴルジュもあり、美しい渓谷で、チャートの流れ込みの沢もありました。緑色岩類・粘板岩・頁岩など平地ではあまり見えない岩石もあり、美しい渓谷でした。

高原川の本流域と比べると、入渓者が少ないのだと感じました。魚影が濃く、アマゴのサイズも良型が出てきてくれました。

この川上村は、川上村漁協が管轄しており、渓流魚の日券が3,000円と比較的高いです。しかし、漁協の積極的な放流活動、河川の整備、美しい自然の中で渓流釣りができることを考えると、自分にとっては3,000円以上の価値があると感じています。

この沢でも、発眼卵を放流しているようで、水中を覗くと、チビアマゴが積極的にエサを追いかけてきていました。

5番関トンネルを抜けると、分水嶺となっており、天川村の天ノ川となり、熊野川となり三重、和歌山に下ります。

奈良川上村高原川の続きは、
第1話

第2話

第3話

第4話

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